エピソード
井元緑地建設が何よりも重視するのは、お客様との結びつきと信頼関係です。その「信頼」にまつわるエピソードをいくつかご紹介します。
近所の猫による糞尿の悩みが解決
東大阪市 F.H様
Fさんは、庭に進入してくる野良猫や近所の飼い猫の糞や尿、爪による苔の被害に悩んでいました。普段お願いしている植木屋さんに相談してもなしのつぶての返事しかもらえませんでした。そこで、会社の取引先の方に相談したら、たまたまその方も同じ悩みを持っていました。
「でも、大丈夫。うちの造園業者を紹介するよ」と、当社にご依頼頂きました。早速、週末に対応することになりました。
まずは猫の嫌がる超音波やにおい等で対策。しかし当初はいなくなるものの、しばらくするとまた戻ってくる始末。
しかし、私たちは諦めませんでした。何度も足を運び、根気よく潅水時間を変えたり、猫が好きでない植木の肥料を入れたり、考えられる限りの対応をしました。そのかいあって、ついに猫も来なくなり無事解決しました。
請求額は足を運んだ回数に関係なく、1回分の額。
「当社は、任された仕事が解決するまで責任を持ちます。お金じゃないんです。人と人との関わりが大事なんです。」と笑顔で答えた担当の笑顔に、今後はこの会社に庭を見てもらおうと即決して頂きました。
今では、よき相談相手として当社をご利用頂いています。
結婚式二次回の前日にカラスの群れが…
神戸市 B店舗様
B店舗様は、神戸の一流のレストラン。店舗から排出される生ごみや匂いにつられてカラスが群らがることがしばしばあり、これが悩みの種でした。
ある大事な結婚式の2次会の前日のこと。この店自慢のガーデンの植木にカラスが群がり、巣を作っている様子でした。次の日の10時にはお客様がお見えになるというに、どうしたものかと頭を抱え込みました。
まずはいつも店のガーデンを管理してもらっている植木屋さんに相談しましたが、「前日の夕方に言われても対応できない」と断られてしまいました。店のスタッフに相談してみると、「私の実家の植木屋さんに聞いてみます。」
そのスタッフの実家では、庭の管理を当社にお任せ頂いていました。普段両親から噂を聞いていたスタッフがそれを思い出して当社に白羽の矢が立ちました。
実は当社も大阪から神戸に向かわなければならないため、前日の夕方の依頼では厳しい状況でした。これにはお客様も、無理かなと思ったようです。その時、当社の社長が、よほど困っていらっしゃるのだろうと、「早朝5時からでよければ、私が伺います」ということで急遽社長自らお伺いすることになりました。
翌日、早朝6時に店舗に着きました。さっそくカラスの巣を除去しましたが、樹形が整っていなかったため、急遽きれいに剪定作業も行いました。剪定は店舗に合うよう葉を多めに残し、それでいて葉が密集しないように均等にカットすることで樹形を整えました。こちらのこだわりでやったことなので剪定分の料金はサービスです。
「ただ、葉を多く残しただけでは、害虫も発生しやすいし鳥に巣を作られやすいのです。葉と枝のバランスを考えて剪定すれば、落葉の量も減らせるし、外観も崩れることなく樹木を元気にできますよ。」と社長からアドバイスさせて頂きました。
それ以降、このレストランの庭のメンテナンスは当社をご利用頂くようになりました。
巨大なスズメバチの巣が子供の課外授業に
大阪市 S.A様
長期休暇がとれたS様は、家族で田舎へ里帰りしていました。実家の裏山で山菜をとったり、昆虫採集していると、大きなスズメバチの巣を見つけました。これは危険だということで、近くの造園業者さんに相談すると、高額なうえに伺うのは3日後とのこと。
「3日後だと子供と裏山で遊べないな」と思い、S様はスマートフォンで検索をして、手当たりしだいに造園業者に電話して回りました。しかし、どこもお盆休み期間でどこからも良い返事はもらえませんでした。
困ったなと思いながらスマートフォンをいじっていると、知り合いの造園業者(当社)のフェイスブックの通知が来ていました。ちょっと相談がてらにメールをしてみると、「すぐ行きます」との返事。
実はお盆期間中は当社もお休みを頂いていました。当社の取締役も子供を連れて外出していましたが、このメールを受け取り、急遽対応することになりました。
当社取締役の「私も子供と外出しており、一緒に連れていくので、作業しているあいだ敷地内で待たせて頂きたい」とのお願いに、それくらいおやすい御用と快く承諾して頂きました。
大阪から京都の山奥だったので、到着まで2時間弱かかりましたが、到着後すぐに作業にかかりました。作業完了後、採取したスズメバチの巣を、安全を確認したうえで分解し、お客様の子供たちも交えて巣の構造の話をさせて頂きました。
「へー、うんうん」と子供たちのいきいきした顔。その後、裏山で一緒に昆虫の見つけ方や、山の木の説明を。「このつるがあるところには、これがあるんだよ」とか「この木は何もいてなさそうだけど最強の毛虫がいるから近付いちゃダメだよ」「この木の下を掘れば、昆虫がいるよ」など、ちょっとした夏の課外授業をしました。
子供達にとっては最高の思い出ができたようです。取締役の子供達も楽しませて頂いたということで、請求は交通費と殺虫剤だけとなりました。
それ以降、S様の大阪の家にある庭の管理を当社に任せて頂くようになりました。スタッフ2名で半日程度の作業量の庭ですが、「しっかりと植木のことを考えてくれて助かっています。」との声を頂いています。